観戦記その372

2006Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦
日産スタジアム
横浜F・マリノスvsジュビロ磐田

今日は土曜日だが、あいにくながら会社の研修のある日。
しかし、この試合がナイトゲームで良かった!18時30分ごろ都内某所より、新横浜へ。
JR品川駅より新幹線の切符を購入。1240円。

品川駅から、18:58初博多行きのぞみ号に乗車。この間に、今日のスタメンを携帯で確認。

ホーム、横浜F・マリノスのスタメン。
GK榎本達也。
DF栗原勇蔵、松田直樹、那須大亮。
MF田中隼磨、河合竜二、マグロン、平野孝、清水範久。
FW吉田孝行、マルクス。
控えはGK榎本哲也、DF中西永輔、MF上野良治、奥大介、狩野健太、FWハーフナー・マイク、久保竜彦。

久保竜彦が入っている。本来ならドイツのボンで日本代表合宿に参加しているべき選手なのだが、ベストには程遠いコンディションで良いプレーができないとあれば、代表メンバーからの離脱は致し方ないだろう。
ただ、良いプレーができなければメンバーから外されるのはマリノスでも同じこと。入ってきたということは、それなりに復調したものと思いたい。

アウェイ、ジュビロ磐田のスタメン。
GK松井謙弥。
DF鈴木秀人、大井健太郎、茶野隆行、服部年宏。
MF太田吉彰、ファブリシオ、菊地直哉、西紀寛、成岡翔。
FW前田遼一。
控えはGK八田直樹、DF森下俊、MF名波浩、藤井貴、FW西野泰正、カレン・ロバート。

あれ、佐藤洋平じゃないんだな。松井謙弥もユース代表か何かだった気がするし、そこそこのGKだとは思うが、意表を突かれた。
怪我の要因となりそうな、福西崇史がいないのが何より。福西には身体能力の高さで期待しているから、クロアチア戦ではぜひミルコ・クロコップに勝利してほしいな(←違う)。

19:10ごろ新横浜駅に到着。

こんな写真撮っている場合じゃないんだけどね(汗)。
↑新幹線で新横浜駅に到着。

新横浜駅から、日産スタジアムまで急ぐ。スーツ姿で(汗)。
日産スタジアムに到着。もう時刻は19時20分。闇夜に光る日産スタジアムの中へ。
自由席のチケットだが東ゲートから入場し、東ゲート広場でF・マリノスクラブのスタジアム来場ポイントとマッチデープログラムを購入。
マッチデーは300円、表紙は那須大亮。マッチデーカードは上野良治。

ここから、いつものゴール裏へは向かわず、バックスタンド寄りの2階席へ。
ここ最近は様々な場所での応援振りを体感・体験してみて、何か最良の応援、自分に取って最良の場所を模索していたりする。
これまではゴール裏の右寄りだったり左寄りだったり、模索といってもその程度しか確認していなかったりする。
で、今回は時間に余裕もなく、スーツから着替えるのも大変なので、せっかくのいい機会と思い、いわゆるマリーシア席での観戦を試みることに。

2階席は見晴らしがいいぞぉ〜!
↑入場時の場内。

入場時はすでに前半25分を回っていた。スコアは0−0。
試合は、マリノスが磐田陣内に攻め込む場面ばかり。ただ、いつもの悪いクセであるシュートへの思い切りのなさが見て取れる。
思い切りに欠けてか、かなり深いところまで攻め込めても、なかなかシュートを放ってくれずボールを奪われてカウンターを食らう。
決してジュビロ磐田のチャンスは多くない。だが、カウンターから限られたチャンスで、きっちりマリノスのゴールを脅かしている。

今回のマリーシア席とは、2階席。自由席だがバックスタンド寄り、他ホームゲームだったらバックスタンドに席割りされる場所。
ここは非常に見晴らしが良く、カーナビとかで言うバードビューの視点。
ゴール裏から見る以上に、シュートの判断が遅れる欠点などが目に余ってしまう。
もちろん、やっている選手は全体を見渡せる視点じゃない。だが、ぜひともこの視点を録画とかで見て、ミーティングとかで改善を図ってほしいな。ここまで攻め込めているのは、なかなかよそにはできない、質の高さがなせる業でもあるのだから(やっているとは思うけどね)。

前半43分、とうとう懸念していた事態に。
ジュビロ磐田のカウンターが発動。一度はクリアしかけるが奪われ、成岡翔が転がしてゴール。0−1。
まずいなぁ…。先制されただけでも困るが、その上にアウェイゴールを奪われた。
今日のうちに1点取り返しただけじゃ、立場はこちらの方が下になってしまう。


↑ハーフタイム。

後半開始!

後半3分、マリノスが中央をパスで繋いで突破!
清水範久が潰れたところに、最後は松田直樹が冷静に流し込んでゴール!1−1。
何あのストライカーみたいな落ち着き払ったシュート( ゚д゚)。そこいらへんのFWよりずっと得点力あるじゃないか。
誰もシュート打たないなら俺が打つ!と言わんばかり。やはりキャプテンは松田直樹がふさわしいな。

試合は一進一退の展開に。お互いチャンスは作るが、2点目には至らない。
前田遼一のシュートがゴールポストを直撃するピンチもあった。先に逆転ゴールを奪わないと、まずくなるぞ。

後半33分、左サイドからのコーナーキック。
平野孝のコーナーキックがゴールに向かう強烈なカーブ!
これに久保竜彦が頭で合わせてゴール!2−1。
ドラゴンが決めてくれた!決して久保特有の超人的なシュートではなかったが、きれいにファーサイドのゴールネットに決まってくれた。
今さら日本代表に召集されるのは難しいかも知れないが、それでも実力と存在感は出してくれるのは嬉しい限り( ´∀`)。

後半ロスタイム。
相手陣内のコーナー付近でキープする時間稼ぎを始めた。
えぇ、このリード守っても第2戦あるし、先制されようものならこちらは点を取りに行かなければいけなくなるじゃん( ゚д゚)。
結局、2−1のまま試合終了。とりあえず第1戦は勝ったが、アウェイゴールも奪われている。
5日後の第2戦次第になるぞ。

まずは先勝!
↑試合終了直後。

ヒーローインタビューに、松田直樹と久保竜彦がお立ち台に上がる。
久保の「良かったです」という素朴なコメントが久しぶりで嬉しいねぇ(*´∀`)。
コメントが素朴すぎて物足りなく思っていたものだったが、こうやっていつもの久保竜彦が見られるのが幸せだったんだなぁ。
日本代表からは外れてしまったけど、また海外の相手と真剣勝負するチャンスを掴めばいいさ。
そのためにも、まずはリーグ制覇!中断明けはたっぷり応援させてもらうぞ!

試合の最後に時間稼ぎがあって違和感を覚えたけど、後になって思ったのはアウェイゴールをやりたくなかったという意図だったのかと気づいた。
もっとも、だったらマリノスにとってコーナーでのキープが正しい判断だったかどうかは別だけど。

今回、マリーシア席での観戦は良かった!
2階席のバックスタンド寄りだったが、まったり観戦とは言いつつも、しばしばサポートソングが歌われだしていた。
何より試合を見渡せるし、楽しむことに重点を置くなら最高の場所。声援を送るのならゴール裏とはなるが、一長一短。マリーシア席の存在も知っていて損はない。
次のマリノス観戦は7月23日になるかなぁ…。その時はゴール裏にすると思うけど、それまでじっくり力をためておこう。


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