観戦記その392

2006Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝第2戦
日産スタジアム
横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ

19時過ぎに、残作業を翌日以降に回しつつ退社。
今日は何としても勝って、カシマメルダーの凱歌をあげたい!
川崎市内から、電車で新横浜へ向かう。駅で電車を待つ間に、メールで届いた今日のスタメンを確認。

ホーム、横浜F・マリノスのスタメン。
GK榎本哲也。
DF栗原勇蔵、松田直樹、中澤佑二。
MF田中隼磨、上野良治、河合竜二、ドゥトラ、奥大介。
FW山瀬功治、大島秀夫。
控えはGK榎本達也、DF中西永輔、那須大亮、MF塩川岳人、狩野健太、FW吉田孝行、ハーフナー・マイク。

出場停止の久保竜彦のところには大島秀夫を入れてきた。久々のスタメンで結果を残してほしいところ。
何より日本代表、田中隼磨と山瀬功治がいるのが大きい!ぜひとも鹿退治を頼むぞ!

アウェイ、鹿島アントラーズのスタメン。
GK曽ヶ端準。
DF内田篤人、岩政大樹、青木剛、新井場徹。
MF増田誓志、フェルナンド、野沢拓也、ファビオ・サントス。
FW深井正樹、柳沢敦。
控えはGK小澤英明、DF名良橋晃、大岩剛、MFダ・シルバ、中後雅喜、興梠慎三、FW田中康平。

元々日本代表がいなくなっているので、メンバーは変わらない。
深井がスタメンなのが怖いが、DF陣がきっちり対処すれば防げるはずだ。

駅でスタメンを確認すると、もう一通メールが来ている。
メールの内容は、上野良治が先制点を奪ったというもの。1−0。
一人、駅でついこぶしを握ってガッツポーズしかける。これでタイスコア、もう1点を奪えば決勝が見えてくる。

横浜駅に出ると、ここからは地下鉄の方が早いので、横浜市営地下鉄で新横浜へ。
地下鉄なので携帯は繋がらず、経過はわからない。早く逆転のゴールを決めてくれ!

新横浜につき、歩いて日産スタジアムへ到着。東ゲートで年間チケットを出したが、今日はナビスコカップゆえ対象外。
慌てて当日券売り場へ行って、ニコスのF・マリノスカードで購入。
チケット忘れて当日券で入るところも、去年の鹿島戦とまったく一緒!ジンクス的にはかなりいいぞ!

この時、後半25分を経過。
↑入場時の場内。

入場して座席を確保すると、いきなり山瀬功治が決定的シュート!
ボールは左、こちらから見て右に外れた。この調子なら、2点目は十分に期待できるぞ!

後半31分、大島秀夫に代わりハーフナー・マイクが入る。陣形は変わらず、そのままマイクに期待がかかる。

後半33分、鹿島アントラーズのフリーキック。
ファーサイドへいったボールに柳沢敦が飛び込み、ゴール。1−1。
最悪だ。やってはならないアウェーゴールを奪われた。こうなるとマリノスはあと2点を奪い、最低でも3−1で90分以内に勝利しなくてはいけなくなった。
だが、まだ時間はなくなってはいない。2点目でも3点目でも奪って勝つしかない!

後半37分、鹿島ゴール前に浮き玉。これにマイクが競り、スクランブル状態。
最後は松田直樹がGKをかわし、倒れながらも足を出してゴール!2−1。
見たこともない体勢、とにかく松田直樹の気迫でねじ込んだゴール。
あと1点だ!このままでは負けてしまうが、あと1点を奪えば引き分けではなく勝利になる。頼む!

残り時間が少なくなってくると、鹿島のクリアが雑になってくる。
後半43分には曽ヶ端がペナルティエリアを飛び出しクリア、拾った松田直樹がループシュート!
しかし、これも右(こちらから見て左)に外れてしまう。

試合終了。2−1。
トータルスコアは2−2で、アウェーゴールの差により敗戦。

負けに不思議の負けなし、と肝に銘じようか。
↑試合終了直後。

今年もまた、決勝進出はならず。
さすがに今日の敗戦は悔しい。たった20分だけの応援だったのに、疲れた。
自分たちの力を発揮さえすれば、勝てるはずだった。たとえアウェーゴールを奪われようとも、こちらが3点を取ればよかったのだから。
坂田大輔はどうしたものか。(後日、足の張りを訴えての欠場だったと聴く。)坂田大輔がいればと思うが、坂田大輔しかいないのも問題。
坂田と同じ、またはそれ以上の働きができるFWは補強できないものか。
マルケスでは実力こそあれど、左へ流れる傾向は否めない。他のFWでも、坂田以外では埋められるピースにはなりえない。

自分自身も、もっとレベルアップしなければならない。
もっと仕事ができる人間だったら、残作業を作らず早めに新横浜へ向かえたと考えられる。
(逆に仕事ができすぎると、役割や責任が増えてさらに忙しくなるとも考えられるが。)
いずれにしろ、選手が自らを高めるように、自分ももっと成長していかないと。
積み上げていけばきっと、またタイトルを取れるさ。


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