観戦記その419

2007Jリーグヤマザキナビスコカップ第4節
さいたま市浦和駒場スタジアム
大宮アルディージャvs横浜F・マリノス

この試合は行かないつもりだった。行けても遅刻は必至だし、余計な出費や疲労を作らずに先へ繋げた方がいいと思ったから。
しかし、やはり途中からで行って応援したくなって、2日前にチケットを購入してしまった。

19時ごろ職場から新宿駅に着き、ここから埼京線か湘南新宿ラインで浦和駅を目指す。
3〜4番線から発車するのかと思ったら、隣のホームの2番線から大宮行きがすでに発車して出ているのを発見!_| ̄|○
そっちに行けばもっと早く乗れたのか…。どこが一番早く出るのか、電光掲示板で明確にしてほしかったなぁ。

19時10分に埼京線に乗り、まずは赤羽へ。携帯で調べると、この方法がベストらしい。
ここで、メールで着ているスタメンを確認。

ホーム、大宮アルディージャのスタメン。
GK江角浩司。
DF田中輝和、レアンドロ、冨田大介、波戸康広。
MF片岡洋介、小林慶行、藤本主税、橋本早十。
FWエニウトン、森田浩史。
控えはGK荒谷弘樹、DF西村卓朗、MF奥野誠一郎、平岡靖成、島田裕介、FW若林学、サーレス。

主力を休ませるのかと思ったが、どうなんだろう?ナビスコカップ首位だし、この試合を若手育成の場にするよりも、勝利を狙いにきたかも知れない。
藤本主税がいるし、少なくとも簡単に勝たせてくれるとは思えない。先制点を奪えば主導権を握れるはず。どちらにとってもだが。

アウェイ、横浜F・マリノスのスタメン。
GK榎本哲也。
DF田中隼磨、栗原勇蔵、中澤佑二、田中裕介。
MF狩野健太、山瀬功治、河合竜二、山瀬幸宏。
FW大島秀夫、坂田大輔。
控えはGK高桑大二朗、DF吉村光示、MF上野良治、吉田孝行、乾貴士、FW斎藤陽介、ハーフナー・マイク。

基本的に変わらない布陣だが、狩野健太をスタメンにしてきた。プレースキッカーとしての期待もあるんだろう。
斎藤陽介がベンチ入りしている。今日は活躍できればいいな。

それにしても埼京線、込み具合がハンパじゃない。次の駅ではドアの外に押し出されて、危うく転倒するところだった。
東横線だって込むときは大変なもんだが…。評判通りの満員電車だ。恐るべし埼京線。

池袋に到着したところで、メールが来た。
開いてみれば、小林慶行が先制したという。1−0。
先制されてしまったか。しかし、逆転は十分にできるはず。頼むぞ!

赤羽で通勤快速の宇都宮線(東北本線)に乗り換えた。結構雨が降っているなぁ。
電車が来て、赤羽から9分で浦和駅に「到着。この時、19時38分。もう前半には間に合わないな。

さて、浦和駅からどうやって行くべきだろうか。
スタジアムへのシャトルバスはなくなっているだろうし、もし残っていたとしても、埼玉スタジアム2002行きで19時30分キックオフの浦和レッズvs上海申花の方に行ってしまうのが濃厚。
歩いて行こうかとも思ったが9年ぶりの道だし、依然雨が降っている。
少々高いが、確実に着けるタクシーを選択。タクシー乗り場、並んでいるなぁ。

トリコロールのタオルマフラーを首にかけて乗り、駒場スタジアムまでとタクシーの運ちゃんに告げた。
間違って埼玉スタジアムには行ってくれるなよ。少数派になるのかも知れないが、早く駒場に行きたいんでね。
タクシーは無事、駒場スタジアムに到着。ちょうどハーフタイムのようだ。雨は相変わらず、しっかり降っている。

ここでチケットを出すが…。あれ?ホーム側って書いてあるぞ( ;´Д`)。
しかし価格は同じで問題ないらしく、このチケットでアウェイ側に入れた。あーびっくりした。

雨は普通の降りっぷりでした。
↑ハーフタイム。

後半開始!

内容は終始、マリノスが大宮ゴールに迫る展開。しかし、時折エニウトンのカウンターにヒヤリとさせられたりも。
後半15分にはエニウトンがドリブルで中澤佑二をかわしてシュート、榎本哲也が弾いたところにレアンドロのボレーシュート!
肝を冷やすが、決まらずに済んだ( ;´Д`)。

マリノスは攻めるが、なかなかゴールには至らない。サイドにスペースがあればそこを使い、クロスを入れるがなかなかシュートには結びつかない。
中をドリブルで突破する試みもあるが、相手DFの多いエリアをドリブルやパスするのは厳しい。
ペナルティアーク付近ならシュートも打ってくれるが、もっと遠くても、ラストパスが通らなそうな場合はシュートでいいんじゃないかな。
直線コースでは相手DFがブロックするとしても、ミドルレンジからループシュートを狙っても面白かったのでは。
守る側にとって、バックパスの速度でもゴールにボールが向かってくるのは嫌なものなのだから。

後半25分、坂田大輔を下げてユースから昇格したばかりの斎藤陽介が入る。
この斎藤陽介が、ビハインドの状況を打破してくれた!

後半38分、河合竜二が右サイドからクロス。これに合わせた斎藤陽介がゴール!1−1。
斎藤陽介、たまらず喜んで看板を超えて、サポーターの前へ行く!これは嬉しいぞ!
はっ( ゚д゚)、喜んでいる場合じゃなかった。早くリスタートして勝利を狙ってくれないと。自分もルーキーのゴールに、つい我を忘れて、早いリスタートが必要な状況にすぐに気づけずにいてしまった。

同点には追いついたが、なかなかもう一点を奪えない。
守る側に立ってみれば、マリノスの攻めは単調で守りやすいのだろう。
サイドが使えれば必ずそっちへ散らすし、シュートは必ず決められると確信できないと、ほとんど打ってこない。
30メートルぐらいから打てる人はいないのか。早野宏史監督は2004年の後期にマリノスと対戦して、ミドルシュートを多く打つ作戦で勝ったんじゃなかったのか。
マリノスだとなまじパスが回るから、雨のミドルシュート作戦はなしなのか。
相変わらず、もどかしい気持ちにさせられる。

試合終了。1−1。
これで、結局大宮より順位を上にはできなかった。
残り2試合で柏レイソルに2勝すれば大丈夫だとは思うが、大宮アルディージャに2戦して負け越したのは痛いなぁ。

結局こねてるんだもん。
↑トップに使用した画像。

試合後、選手がこちらに来ると拍手が起こる。ブーイングなどは一切なし。
こんな内容で満足していいのか。選手の持つ実力を考えたら、拍手は失礼じゃないのか。
自分だけはわざと空気を読まず、ブーイングさせてもらった。感じの悪い人だと思われたかも知れないが、不和雷同せず自分の考え・意見は出すべきだと思うし、このままじゃ8月の中断明けでまた横浜FCの守りのサッカーに屈するのが目に見えてしまう。
気分を害された方がいたら大変申し訳ないとは思うが、どうかご了承いただきたいです。

さて、夜も遅くなるし早く帰らなくては。
駒場スタジアムを出て流れにそって歩くと、歩道橋を渡った。
おや、この先は北浦和行きのバスなのでは…。警備員に尋ねると、浦和駅行きもこっちで良かったらしい。
確かに浦和駅行きのバス停を発見し、そこに並ぶ。前にも後ろにもトリコロールの傘が差されて並んでいるのが見える。

…遅い。バスがなかなか来ない。
回送と表示されたバスはやたら目の前を通過する。もしかして、バス乗り場はここじゃないんじゃないのか…?
バス停を確認したら、数分後にはバスが来るのを確認。しかし、これは通常も走る路線バスのようで、この試合のためのシャトルバス乗り場ではないんだな。

バスは3分遅れで到着し、乗車。やはり普通の路線バスだ。
シャトルバスは別の場所から出ていたんだろうなぁ。そっちに乗ればよかった。整理券を取り忘れたし(-_-;)。

バスは少し時間がかかったが、浦和駅に到着。運賃は忘れた。
別にシャトルバスが出ていたんだろうなぁ…。浦和駅から行きと同じく、宇都宮線(高崎線だったかも)の通勤快速で赤羽まで行き、そこから埼京線で渋谷、渋谷から東急東横線で帰宅。

今日の試合、無理して行くべきだったのかなぁ…。


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