観戦記その465

2008J1リーグ第5節
豊田スタジアム
名古屋グランパスvs横浜F・マリノス

6日前の上位争い・鹿島アントラーズ戦は惜しくも敗れたが、3日前のFC東京戦では3−0と快勝。
そして、また上位争いの時がやってきた。優勝を狙う上では、こういう試合に勝っておかないと、かなり厳しくなる。
去年も名古屋は序盤だけ上位にいたりしたが、果たして今年もそうなのか、あるいは本物の強さなのか。
どっちにしろ、勝っておくに限る。調子のいい相手を下せれば、それは後に沈むとしても、自信にはなるはずだ。

今週も青春18きっぷで行く。残り2回分を、この土日で使い切る考えだ。
横浜駅から東海道線に乗る。座れるかな…と思ったけど、目の前にウォーキングにでかけるっぽいご年配の方が座ろうとしたので、譲った。
結局、沼津で乗り換えるまでは座れなかったが、荷物は網棚の上に置けたので苦ではなかった。

その沼津までの車中、最初は見かけなかった赤い服の人を多く見るようになる。あきらかに浦和のサポーターだ。
横浜駅から乗ったときはそんなにいなかったはず…。何?相模線経由?(;´∀`)

沼津で降りて、島田行きの列車に乗り換え。赤いのウゼー(笑)。
電車待ちで、これ見よがしに山瀬功治のシャツを着て見せた。どうだざまあ見ろ。(←その程度で悦に入るな)

沼津からの列車は島田まで乗らず、興津駅で降りて、この興津駅始発の浜松行きに乗り換え。
ここで結構人が少なくなった。エコパに行くなら島田の先の愛野駅だが、島田行きで座れてしまえば、島田まで乗ってしまう考えもあるんだろう。
もちろん、減りはしつつも赤いのがまだまだいる。家族連れとか、3世代で団塊の世代までいるんだから大したもんである。

列車は掛川に着くと、一気に人が増える。ここで新幹線から乗り換えてきたな。
しかし、増えたのは浦和サポだけではないかも?愛野駅で一気に赤い人がはけたが、以降も車内は混雑。浦和ばかりが混雑の理由ではないのか。

列車は浜松に到着。
もう赤いのはいるまい…いた!( ̄□ ̄; なぜ?
そうか、掛川には止まらない新幹線で浜松まで行って、そこから在来線で愛野へ行く人もいるのか。
もうウンザリだ。試合のほうは頼むぞジュビロ磐田。

浜松からは豊橋行きに乗り換え、豊橋から新快速で岡崎まで行き、ここで愛知環状鉄道に乗り換えた。
岡崎駅ではわざわざ改札を出て、そこから切符を買って改札を入りなおす。
丁度お昼時なので、売店で天むすを購入。こんなところで愛知県名物が食べられたのはラッキーかも。

疲れからか、新豊田駅まで一眠りしてしまう。
乗り過ごすことはなく新豊田駅で降りるが…。疲れているのかなぁ。
駅からスタジアムまで歩いて行こうと思ったが、豊田市駅前からシャトルバスが出ているので、乗ってしまう。バス賃は180円だったかな…?
ようやくスタジアムに到着。もうとっくに開門してた。

きれいな芝生。
↑入場時の場内。

場内アナウンスで、「ただいま、豊田スタジアムの電力低下により、一部停電に…」と流れる。
大型ビジョンが真っ黒のままなのは、そのためか。あれでは広告を流せず、後でスポンサーに謝らなければいけなくなるんだろうなぁ。

で、こっちは気にせず味噌カツを買ってみる。6個入りとは思わず、ちょっと多いなぁと思うが、美味しく完食。
初めて豊スタに来たときは不味いと思ったものだが…。味覚も変わったなぁ。
で、味噌カツで少し手が汚れたのでトイレで手を洗おうと思ったが、水が出ない。そうか、ここも電力低下の影響か…( ̄□ ̄;。
しばらくすると、「電力が復旧しました」というアナウンスが流れ、電光掲示板も復活した。

これでマスコットのアップも見られるかも(^-^;。
↑電力が復旧しました。

ホーム、名古屋グランパスのスタメン。
GK楢崎正剛。
DF竹内彬、バヤリッツァ、吉田麻也、阿部翔平。
MF小川佳純、中村直志、吉村圭司、マギヌン。
FW玉田圭司、ヨンセン。
控えはGK西村弘司、DF三木隆司、増川隆洋、MF山口慶、FW深井正樹、巻佑樹、杉本恵太。

ストイコビッチ新監督になり、2勝1分と好調。内容がなかり向上したようで、玉田圭司が日本代表に復帰を果たしている。
だが、ここで負けるわけにはいかない。2週続けて上位争いに負けては、さすがにへこむから。

なんか変な幕を垂らし始めました( ̄□ ̄;
↑名古屋グランパスサポーター。

アウェイ、横浜F・マリノスのスタメン。
GK榎本哲也。
DF田中隼磨、栗原勇蔵、中澤佑二、田中裕介。
MF山瀬功治、ロペス、松田直樹、小宮山尊信。
FWロニー、大島秀夫。
控えはGK秋元陽太、MF小椋祥平、水沼宏太、山瀬幸宏、兵藤慎剛、FW清水範久、坂田大輔。

いつものメンバー。前節のFC東京戦では山瀬功治が1ゴール1アシストと大活躍し、ロペスも移籍後初ゴールを決めている。
後はロニーの初ゴールで波に乗りたいところ。そろそろ決めて、いい流れでこの後の柏、清水相手と戦いたい。

傘もたくさん回った。
↑今日の応援。

16時になり、試合開始!

前半32分、こちらの右サイドをえぐられ、クロス!最後は中央でヨンセンが難なく右足で決めて、ゴール。1−0。
なんか、あっさり決められてしまったな。やはりサイドをえぐられては、こうなってしまうか。

前半35分、右サイドのいい位置でパスを受けた田中隼磨がシュート!これは枠の上にふかして決まらない。もったいない。
ただ、こういう展開が多く作れればいいぞ。あとは枠へきっちり決めたい。

前半終了。1−0。
先制はされたが、十分取り返すことはできるはず。取り返さないと、優勝争いは厳しくなる。

涼しいそよ風が心地よい日でした。
↑ハーフタイム。

後半開始!

後半9分、松田直樹のヘディングが裏へ抜け、大島秀夫が狙いすましたループシュート!
楢崎正剛の届かない軌道にアーチをかけたが、ボールはクロスバーを直撃し跳ね返された。惜しいが、この調子なら同点ゴールを奪えるぞ!

後半32分、右サイド田中隼磨がゴロの速いクロスを入れ、こぼれたところにフリーの山瀬功治がシュート!
決定的だったが、シュートはまたもクロスバー直撃!クロスバーの跳ね返りをDFに当たって入ってくれれば良かったが、そのDFの足元に収まり、クリアされてゴールはならず。
このシュート、低く打てばGK楢崎正剛に当たっただろうから、上を狙ったのは正解。しかし、スピードのついたシュートは数ミリの差で決まらなかった。
逆に、もう少し弱く打てば入ったのだろうが、素早く打たなければDFのカバーが間に合ったかもしれない。
こういった奇跡を引き起こすのも、勢いのあるグランパスだからこそなんだろうなぁ。

後半44分、横浜F・マリノスのコーナーキック!
中央で大島秀夫がヘディングシュートを放つが、これを楢崎正剛が横っ飛びではじき出す。
今日は決定的なシュートを打てているが、なかなか決まらんなぁ…。

後半ロスタイム、前がかりになった中澤佑二が中盤でボールを奪われ、杉本恵太が得意のスピードで抜け出す。
最後は落ち着いてGK榎本哲也をかわし、ゴール。2−0。
また杉本恵太かよ!ヽ(`Д´)ノ去年は日産スタジアムで活躍をされ、日本代表に呼ばれるきっかけを与えてしまった選手。
しかし、前がかりになって、リスクを負ってでも攻めなければいけなかった展開。そのリスクがこれなので、仕方ないといえば仕方がないが…。
それにしてもストイコビッチ監督、どさくさに紛れてボトルをピッチの中に蹴りこむとは、いやらしい時間稼ぎ。わざとかどうか知らんけど。

試合終了。2−0。
完全に力負け。これで2週連続、上位争いに敗れた。

この敗戦をバネにして、気持ち切り替えて、また頑張りましょう。
↑トップに使用した画像。

この敗戦はへこむなー_| ̄|○。2度も上位争いに敗れ、上位戦線から大きく後退。
まだ先週は、昨年から時間をかけて作り上げた鹿島に負けたのであって、こっちも時間をかければ大丈夫と思えた。
だが、今回の相手はこちらと同様に今年から就任した監督。しかも新米監督なのに、完成度で上回られた。
幾度となくセカンドボールを拾われてピンチの連続だったし、チームとしての約束事が浸透しているようだった。
こっちもゴールへ迫る決定的なチャンスは作れたが、決まらなかった。運もあるけど、ロニーが決めてくれないと厳しい。

豊田スタジアムを後に。
徒歩で豊田市駅まで行き、そこから名古屋へ直行。さすがに疲れた…。

名古屋ではきしめんを食べたが、味がイマイチ…。店が悪いんじゃなくて、しょっぱい気分で食べたからおいしく感じられなかった。
23時55分発のムーンライトながらに乗り、帰路へ。
今晩は0時30分からスーパーサッカーがあるのだが…。ワンセグは窓側じゃないと映らないなぁ。
諦めて、アイマスクをして熟睡。これがあるだけでも、結構よく眠れるもんだ。

4時40分、ムーンライトながらは横浜駅に到着。
車内で青春18きっぷを提示することがなかったので、改札で今日のスタンプを押されるはずが…。誰もいねぇ。
自動改札は止まっていて、通り抜け放題。JR東日本は何をやってんの。
しばらくして、駅員らしき人が自動改札をメンテナンスしにきたので尋ねると、そのまま抜けていいとのこと。
これ、黙ってれば今日の乗車分がごまかせてしまうのでは…。
(結局、日中に新横浜へ行くのに使ったけど。ごまかして得もないし。)

横浜駅のJR改札を出たら出たで、今度は東急東横線がまだシャッターが下りたまま。しばらくしてようやく開いたが、始発まで待合室で10分以上待つ羽目に。
ようやく始発列車が来て、5時30分ごろ帰宅。ああ疲れた…。


観戦履歴に戻る
かずひろの日記へ
トップに戻る